君に届け
最近久しぶりに「君に届け」を読んでいます。
もう20巻まで読んでいて、何となく高校3年生のあの雰囲気を思い出しました。みんなそれぞれの道が決まっていって。私は宙ぶらりんのままで。一生懸命に頑張っているなか私はただただ置いてけぼりになっていった。
その時のこととか、読んでいて思い出しています。
私は失敗が怖いからずっと自分で何かを選択するということをしてこなかった人間なので、いっつも誰かの意見に従って生きてきた気がする。
自分の意見、というものがない。
何がしたいとか、興味のあるものとか全然分からなくて。他人がやっているのを見て面白そうって思って手をつけるけど途中で飽きてしまって放り出す。
何かやり始めても、どれも長続きしていない。
小説だってもうずいぶん書いてない。絵も同じ。刺繍や編み物もそう。全部最初だけでどれも長続きしなかった。ゲームも自分で最後までやりきったことがない。
何の面白みもない人生だな。
小説を書く時、ネタは浮かぶけど書き始めることができない。書き始めても入りの部分だけで最後まで書きあげることが難しい。
それが嫌で最近は書いていない。ネタがないっていうのもあるけど。
こんな自分でも、何かを生み出せるんじゃないかって思いながら小説を書いてたけど、どうしてこうなっちゃったのかな。
discordで繋がっている友人が聞いたらきっと「やりたい時にやるのがいいよ」って言ってくれると思うんだけど、それじゃあ遅いんだよ。後何ヶ月待てばやる気がでるの?そもそも書く気がわいてくるの?本当に?
これじゃあまるで八つ当たりだ。
私、自分で何か決めて行動にうつしたことあるかなぁ。
小説を描きたい気持ちはある。
でも何をどう書いたらいいのか分からない。
自分の作品が好きになれない。
苦しい。
何でこんなことになったんだろう」。